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H-IIB打ち上げ見学ツアー 屋久島編 その2

屋久島編 その1の続き。9月13日。早めに起きだして7時から朝食をいただき、8時には民宿を出発。18時の飛行機に乗って帰らなければならないので、往復に丸一日かかる縄文杉はあきらめて、白谷雲水峡に登ってみることに。

途中のコンビニで買い出しをしつつ、白谷雲水峡の入り口までは車で移動。9時すぎには到着するも、駐車場はすでにいっぱいだったので、誘導されるまま付近の路肩に車を止め、装備を整えて出発。入り口から少し進むと、途中で2つの道に分かれるので、行きは原生林歩道の道を選択して進む。

Shiratani unsuikyo

原生林歩道は名前の通り原生林の中を進む道なのですが、とにかく自然がすごい。二代杉、三本足杉といった見所が多く、突然ひょっこり野生の鹿も現れたりして、楽しみながら歩けます。また途中何度か小川を渡るのですが、そこを流れる水も冷たくて美味しい。原生林歩道を抜けると、さきほどの2つの道が再度合流して、太鼓岩へ続いてきます。

Shiratani unsuikyo

3時間弱歩いたところで白谷雲水峡の一番奥、太鼓岩に到着。森を抜けると巨大な岩が現れて視界がひらける。残念ながら曇っていて景色はあまりよく見れなかったのですが、しばし景色を楽しみつつ休憩。帰りは楠川歩道のコースをとり、2時間ほどで降りれました。せっかくなので、ということで途中横道に入って樹齢弥生を見に行く。推定樹齢3000年の杉。さすがに貫禄がありました。縄文杉はもっとすごいんだろうねぇ。

14時前には白谷雲水峡の入り口まで戻ってきて、荷物を整理後に移動開始。屋久島空港の近くのまんてんで温泉に浸かる。ふー、疲れが取れる。タオル一式も貸してくれるので、トレッキングの後には最高ですな。ついでにお土産を買いそろえるなどする。16時半をまわったあたりで、まんてんを出発。ガソリンスタンドに立ち寄ってから、空港前のトヨタレンタリースでレンタカーを返却し、空港まで送ってもらう。

Sunset

少し時間があったので旅費の清算をして、18時の鹿児島行きの飛行機に乗る。さらば屋久島。当日の天気は曇りでしたが、空の上では旅の終わりにふさわしい、美しい夕日が見れました。鹿児島からはさくっと羽田行きの便に乗り継いで、東京に帰還。秋葉原で同行していたkazuさんとお別れして、23時前に帰宅。お疲れさまでした。

とまぁ、こんな感じの4日間の旅でした。昨年のSTS-126の打ち上げにつづき、今回も弾丸日程でH-IIBの打ち上げを観に行ったわけですが、非常にすんなりと打ち上げが観れた点はとてもよかったです。旅の間はずっと流木問題に振り回された感がありますが、最終的には屋久島にも行けたし、白谷雲水峡も歩くことができたので、非常に充実した旅になったかなと思います。ふむふむ、次はSTS-131ですか。引退までにスペースシャトルももう一回観に行くぞー。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。