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H-IIB 8号機 打ち上げ見学ツアー

久しぶりにロケットの打ち上げを見に種子島に行ってきた。前回は H-IIB 2号機の打ち上げだったから8年半ぶりぐらいになる。残念ながら発射台の火災で打ち上げは延期になってしまったのだけど、夏の種子島で魅力を再確認という感じですごくよかった。

Haneda Airport

今回はとにかく出発が大変だった。成田発の LCC の航空券を確保していたのだけど、深夜に通過した台風15号の影響で成田に行く交通手段が無くなってしまい、試行錯誤をしてみたものの結局乗れず。翌日の鹿児島から種子島に渡る高速船を予約済みだったので、その日のうちに鹿児島にはたどり着かなければならない。

半分諦めつつも羽田発の鹿児島行きのチケットを調べてみたら JAL の最終便がまだ空いていたので当日料金で確保して乗る。航空機とバスを乗り継いで、深夜になんとか鹿児島市内にたどり着いた。

Hamada Beach

翌日は7時半発のトッピーに乗って種子島へ。はー、ここまで長かった。西之表港で予約していたレンタカーを借りて出発。心配していた天気の方は快晴。午後から機体移動があると聞いていたので、午前中は南種子の方に向かいつつ、浜田海岸の千座の岩屋を巡ったりする。海を眺めると種子島にまた帰ってきたなーという感じがしてよい。昼食は前回も行った黒潮で唐揚げ定食を食べた。

Tanegashima Space Center

14時半からの機体移動にあわせて種子島宇宙センターに行く。今回は TR-1A のランチャー奥で見てみることに。日差しが強烈で暑かったものの、夏空と青い海、ロケットの組み合わせが最高だった…。

機体移動のあとはのんびり宇宙科学技術館を見学。前回の時から展示が色々とリニューアルされていた。ボールを転がして軌道の動きが分かる古い展示が好きだったんだけど無くなっていたのは少し寂しい。売店で今回打ち上げの HTV 8号機のTシャツが売っていたので買う。グッズでTシャツが売られてるのは初めて見た気がする。

Tanegashima Space Center

宇宙科学技術館に続いて、ロケットの丘と大崎射点も巡る。だんだんと H-IIB が間近に見えてくるワクワク感が懐かしい。前回はまだあった大崎射点の整備塔はきれいさっぱり無くなっていて、見晴らしがよくなっていた。

無事に打ち上がってくれることを祈りつつ、宇宙センターを後にして河内温泉センターで汗を流す。この日は本当は定休日だったものの、打ち上げにあわせて臨時営業されていて助かった。一息ついてから、南種子のファミリーマートで買い出し。南種子のコンビニといえばエブリワンだったけど、いつの間にか変わってたのにびっくり。商品が充実しつつも、あのパンコーナーとかは健在で使い勝手はよくなっている。

Starry Sky

今回はテントを持ち込んだので、宇宙が丘公園のキャンプスペースにテントを展開して打ち上げまで寝る。4時少し前に目を覚ますと満天の星空が見える。思わず外に飛び出して見上げると天の川が肉眼で見えるほどで素晴らしい眺めだった。これが見れるなら次もキャンプがいいな。夜空の写真を撮るために三脚を持ってこなかったのがとても悔やまれる。

打ち上げは長谷展望公園で見るつもりだったので、ぼちぼち移動するかと思って状況を確認したところ、今回の延期の原因になった火災がすでに発生していて消化活動中のこと。これは厳しいかと思っていたら直後に打ち上げ延期が決定。ま、しょうがないね。宇宙が丘公園で日の出を見てから、買い出しをしつつ移動開始。

Ebinoyu

移動の途中で恵美之江展望公園に寄る。以前来た時は知る人ぞ知る穴場という感じだったけど、きれいに整備されて見学スポット化されていた。ロケットからもかなり近いしここなら人気が高いのも納得。しかし今回の打ち上げ、前回の来た時よりも人が多いし老若男女様々な人が来ている感じで、打ち上げ見学する人も増えたんだねぇと感じた。

Urata Beach

その後は西之表を超えてさらに北にある浦田海岸へ。ハワイ島ですか?と言われてもおかしくないぐらい美しいビーチで、波もとても穏やかで海水浴には最高だった。おすすめ。海水浴の後は西之表の赤尾木の湯でさっぱり。その後はレンタカーを返しつつ、17時過ぎのトッピーで鹿児島に戻る。

Sakurajima

翌日は桜島フェリーに乗って (安い!) 簡単に桜島観光を楽しんでから、むじゃきでしろくまを食べて東京に戻ってきた。打ち上げ延期はもちろん残念だったけど、夏空の種子島の風景が脳裏に焼き付いてしまったので、またいつか夏にテント持参で行くぞ!という気持ちになった。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。