SummerWind

Web, Photography, Space Development

ピクサー展を見に行く

月始めに観に行ったカーズにはすっかり魅せられてしまい、ちょうど六本木ヒルズでやっているピクサー展も見に行きたいなと思っていたんですが、気がつくとピクサー展は今週で終わりということで、あわてて見に行ってきました。六本木ヒルズも「Web標準の日」以来で久々。

会場に入ると、今までのピクサー作品を交えた10分ぐらいのショートムービーが上映。2Dなんだけどすごい立体感がある映像でした。ただ2Dを3Dっぽく見せるだけじゃなくて、3Dなのに空気感のある2Dに見えるというか。いかにもピクサーの得意分野な感じですが、どうやってるんだろうあれ。その後はラフ画や立体モデルの展示などがズラリ。これ鉛筆だけで書いてあるのかなぁ?などと考えながらまじまじ見てきました。ワンマンバンドのラフスケッチがすごい欲しかった。展示の最後には個人的に非常に興味深いものがあったんですが、これは行った人だけのお楽しみということで。

色々見ていて意外に思ったのが、デジタル映像で作成されるピクサーの映画なのに、展示物はほとんどアナログ的なものばかりということ。ラフ画や成形されたモデル、絵の具で書かれた絵や、どうでもいいような落書きレベルのスケッチまで、全部デジタルは無し。さらに説明ボードには書いてあった説明によると、ピクサーの作品は制作時間の3/4はストーリー作りに費やしているそうです。ストーリーという土台を十分に作りこんでから、作品をデジタル映像として完成させるようです。

てっきりピクサーはデジタル処理でバリバリやってるものだと思っていたんですが、実はそうではなかったんですね。まずストーリー作りにたっぷり時間をかけて、制作スタッフをまとめる。このまとめる過程でスケッチとか大量のアナログ的なものが出てくる。ストーリーという土台がガッチリと固まったらデジタル処理という”一つの表現方法”を用いて作品として作り上げる。こういった流れで暖かみのある作品が生まれているようです。

こういった制作過程にはちょっと興味があるので、もうちょっと書きたかったりしますが、長くなってしまったのでまた次の機会に。ピクサー展は8月27日までなので、興味のある方はお早めに。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。