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Web, Photography, Space Development

WikipediaとWeb2.0的考え

今日の大学での講義の中で友人が面白い事を言っていた。その講義では教授が指定した教科書の問題を各自でやり、しばらくしたら問題を解けた人が答えを黒板に書くというスタイルで行われている。ここまでは一般的なのだけど、書かれた答えに対して教授はまったく答え合わせをしないという特殊な終わり方をする。

この事に関して、復習するのに困るという話を友人としていたら、「まるでWikipediaみたいだ」と言いだした。つまり、教授が答え合わせをしないので、誰かが黒板に書いたものは確実な答えではなく、Wikipediaのように完全に信用できる内容が書かれているわけではない可能性があるという意味で言ったらしい。これもWeb2.0的な考えなのかなぁなどと思いながら、笑ってしまったんですが、意外にWeb2.0的な考えはみんな持っているのかもしれないとも感じました。

Wikipediaという言葉もずいぶん聞くことが多くなりましたが、まだまだ知らない人も多いと自分は思っています。ですが、周りの友人たちは意外に知っている人が多い。なぜかというと、レポートなどを書く際に自分が知りたいキーワードを検索すると、必ずといっていいほどWikipediaがヒットするからなんですね。あぁ、あそこねという感じで分かってくれます。

Wikipediaを知っていて、意外にWeb2.0的考えを持っている周り人の力を集めれば、もしかするともっといいWikipediaになりそうな気がします。情報を得るためだけでなく、もっとWikipediaに参加していく形になれば、何か大きな力になるんじゃないかなと。こんな事を、講義ほったらかしで考えていた今日一日でした。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。