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フラッシュメモリをI/Oに使う「Robson」

今日から再び大学がスタート。2年生になりましたが、実感がほとんどないです。来週からまた忙しくなります…。さてさて、今日までIntel Developer Forum Japan 2006が開催されていたようですが、会場では、以前から話題になっていたフラッシュメモリを使ったシステムの高速化技術である「Robson」のデモが行われたそうです。

「Robson」はIntelの次世代プラットフォームに搭載される予定の技術で、高速で低消費電力なフラッシュメモリをディスクキャッシュに使う事で、システムを高速化し、バッテリの駆動時間も延ばす事ができる技術です。PC Watchの記事でデモの様子を動画で見ることができますが、これを見ると実際にWindowsの起動が高速化されているのが分かります。ディスクキャッシュの効果がよく効いているようで、起動直後にHDDがガリガリと動いている時のような待ち時間が見られないですね。

この技術が搭載されるのは2007年の予定のようですが、すっかり高性能化したコンピュータから、待ち時間が完全に近い形でついに無くなる日も近そうですね。Intelに移行したMacなんかにも搭載されるのではないでしょうか。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。