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ハワイ旅行 ‘11 キラウエア編

マウナケア編の続き。マウナケア山も有名ですが、ハワイ島で世界的にも有名な山といえば、活発な火山活動でも知られるキラウエア火山。今回の旅行でももちろん見てきました。

マウナケアに登った後は、島の東側に位置するオールドタウン、ヒロに宿を移動。キラウエア火山はそこから車で45分程度の場所。この日は比較的のんびりと出発して、お昼ごろにキラウエア火山に到着。火山一帯はハワイ火山国立公園になっており、車での入場は$10。一度払えば1週間は何度でも入れる仕組み。

ハレマウマウ・クレーター

国立公園に入ったら、火山活動の影響で道路が封鎖されているジャガー博物館まで移動。駐車場に車を止めて外に出ると、目の前にはハレマウマウ・クレーターが広がる絶景。ここでも大地と空が広い。この日は火山活動が活発だったのか、煙がもくもくと立ち上る。せっかくなのでジャガー博物館では溶岩の種類や歴史的な経緯などを勉強してから、次の目的地、サーストン溶岩洞窟まで車でさらに移動。

サーストン溶岩洞窟

ジャングルのようなところにある入り口からサーストン溶岩洞窟に入ると、中は真っ暗で少しひんやり。天井からは雨水?もポタポタとたれるのでちょっと滑りやすそう。いやー、洞窟だ洞窟。有名な観光ポイントらしく観光客も多めだったので、ささっと通り過ぎて車に戻り、さらに先へ進む。

デバステーション・トレイル

次にやってきたのはデバステーション・トレイルというトレッキングコース。往復で30分もかからない手軽なコースながらも、少し進むだけで荒涼とした大地の中を歩くことができるのでオススメ。うーむ、月にいったらこんな風景なんだろうか。このあたりで天気が晴れたり曇ったりの天気の繰り返しに。山の天気はやはり変わりやすいわね。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードからの眺め

デバステーション・トレイルを出発して車でさらに進むと、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードという道に入る。名前の通り溶岩クレーターに沿って走る通りなわけですが、ここから所々に出てくる展望台からの眺めがとにかく素晴らしい。ハワイ島の広大さと溶岩の流れた跡が見える絶景ポイントが続く。このあたりの眺めは人生に一度は見に来るべきかも。

続くチェーン・オブ・クレーターズ・ロード

クレーターズ・ロードをひたすら進むと、海まで出る道に続く。ここまで来ると観光客も少なく、広大な黒い溶岩大地がただひたすらに広がる。時間があったので、ここで車を路肩に止めてしばし写真撮影タイム。海からの心地よい風もふいてきて、開放感が最高だわね。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点

クレーターズ・ロードの終点まで進むと、道が溶岩で埋まっていて車での移動はここまで。溶岩の跡を追っていくと、さっきまでいた山の上から海まで溶岩が流れ込んでいる様子がよく分かる。溶岩自体は冷えて固まっているので、その上をひょいひょいと歩いて進めるので、ちょこっと進んでみて写真を何枚かぱちぱち。ここからの風景も圧倒的な迫力。今回は途中で引き返したけども、一番奥まで行けば、まだドロドロとした溶岩が海に流れ込んでいる様子が見えるそうな。いやー、見たかった。

キラウエア・イキ

クレーターズ・ロードを存分に楽しんだあとは、キラウエアの山のほうまで引き返してきて、キラウエア・イキというクレーターまで降りてくみることに。だいぶ疲れも出てきてフラフラになりながらも、30分程度でクレーターの下まで降りる。まるで雲の中にいるような天候もあってか、クレーターの下での光景はここは別の星か?と思ってしまうほどのもの。晴れてたらまた違う光景にも見えてしまうのかな。

そんなわけで丸1日存分にキラウエア火山を楽しんだので、ヒロに帰る。途中、セブンイレブンで飲み物などを買い出ししつつ、ちょうど夕食の時間になったので、Ken’s House of Pancakesという地元のレストランに立ち寄って、ロコモコを食べる。写真撮り忘れたけど、んまい。お醤油が置いてあったので、それをかけて食べるとさらにんまい。店内の雰囲気も地元の店、という感じで居心地がよかったので、またいつか来たいわね。

とにかくキラウエア火山の広大さにひたすら圧倒された1日。ここまで自然に圧倒されたのはグランドキャニオン以来かしらね。マウナケアももちろんだけど、またいつか、キラウエアのあの光景たちに圧倒されに訪れたいものです。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。