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ワシントンD.C.旅行 3日目

2日目の続き。9月21日。昨日と同じ5時に目が覚める。今回の旅行はよく寝むれてるなぁ。7時すぎまでネットのチェックなどをしてから、ホテルのレストランに朝食にいく。バッフェスタイルで$16。スクランブルやらソーセージやらをがっつり食べて満足。部屋に戻って荷物を片付けて、9時前にはチェックアウトしてホテルを出る。

今日は国立航空宇宙博物館の別館であるSteven F. Udvar-Hazy Centerを見学すべく、いったんダレス空港まで戻る。来たときと同じように、地下鉄でWest Falls Church駅まで行き、そこから行きに買っておいた復路チケットを使ってWashington Flyerに乗車して空港へ。Ground Transportationエリアの2Eのバス停から、VRTAのSteven F. Udvar-Hazy Center行きのバスが出ているので、スーツケースをかかえて乗りこむ。値段は50c。

バスに乗って10分ほどでSteven F. Udvar-Hazy Center到着。入り口で念入りに荷物をチェックされてから入館。インフォメーションのおっちゃんに荷物は預けられるかと聞くと、あっちにコインロッカーがあるから使えとの指示が出たので、荷物をしまう。そのままワクワクしなかが展示エリアへ。

Steven F. Udvar-Hazy Center

広い。そこら中に航空機やら宇宙機やらが転がっていて、まるでデカイおもちゃ箱のよう。さっそく正面にはSR-71 Blackbirdがお出迎え。かっこええ。どこから見はじめたらよいかもわからぬまま、とりあえず入り口から見て右側の戦闘機の置いてあるエリアから見る。MIGやらX-35Bやらが展示されていて、どれもかっこいい。もうちょっと航空機の知識もつけてこないとなぁ。

Steven F. Udvar-Hazy Center

続いて個人的にはここがメインのSpace Hungarエリアを見る。やはり注目は滑空試験で実際に使用されたスペースシャトル エンタープライズ。ランディングギアや耐熱タイルもじっくり見れるし、SSME本体の展示もあるのでシャトル好きにはたまりませんなぁ。欲をいえば中まで入れてもらえたら最高なんですがね…。

Space Hungarエリアには他にも、V-2の燃焼室、アリアン4まで使われていたバイキングエンジン、サターンVの制御ユニット部やら、キャンセルになったマーキュリーカプセル「フリーダム7 II」まで、それだけでも十分楽しめるぐらいの充実ぶり。

Steven F. Udvar-Hazy Center

航空機の展示エリアに戻ってきて、残りの航空機の展示を見る。シアトルで修復されて自力で飛んできたBoeing 307 Stratolinerに、引退したコンコルドのエールフランス機など、どれもかっこいい。展示の一番奥まで来たところで振り返って上を見上げると、Virgin Atlantic GlobalFlyerの展示が。これで世界一周飛行の最速記録をたたき出したなんて思えないぐらい、機体が小さい。

Steven F. Udvar-Hazy Center

展示の端まできたので、いったん2階の通路にあがって上から展示を眺めつつ中央まで戻り、日本の戦闘機やらB-29のエリアをじっくり見る。日本の桜花やら紫電改を見てから、広島に原爆を落とした機体であるB-29を見ると、「こんなん飛んできたら、そら戦争には勝てないわなぁ」と思わずにはいられなかった。Super Fortressっという呼び名がぴったりな機体ですな。

気づいたら15時をすでに過ぎていたので、館内のマクドナルドでビッグマックを買ってだいぶ遅めの昼食をとる。飲み物はスプライト。アメリカにくると妙にスプライトが飲みたくなるなぁ。昼食後はおみやげをチェックしてから、ロッカーの荷物を回収して館を後にする。ここもいずれまた来ないとなぁ。ちょうどバスが来ていたので乗り込んで、再び空港へ。

空港の2Eのバス停に戻ってきて、今度は予約していたホテルの送迎バスを待つ。15分ぐらい待っていたら無事に送迎バスが来たので乗り、15分くらいで1泊するHoliday Inn Washington Dulles AIrportに到着。早速チェックインして、部屋で翌日の帰国に向けて荷物の整理やら、写真の整理やらをしつつ休む。テレビでやってたアニメ版スターウォーズを見ながら、日本から持ってきていた食料を夕食にして、この日も21時過ぎには寝る。4日目に続く。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。