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MacworldのKeynoteを観てきた

Waiting for start

今日からMacworld San Francisco 2007が開幕ということで、Steve JobsのKeynoteを観てきました。朝6時ぐらいから並ぶという話は事前に聞いていたので、5時に起床し、6時前に会場のMoscone Westに着いたのですが、すでに長蛇の列。途中、会場内の待機スペースに移動し、9時直前にようやく会場入りとなりました。

KeynoteはいつものようにSteveの挨拶からスタート。いつも壇上にあるMacがどこにもないなと思っているうちに、Apple TVのデモがスタート。Apple TVはてっきりMacからストリーミングで動画を転送するだけかと思っていたのですが、40GBのハードディスクを搭載しているため、ある程度の動画は保存しておくことも可能だそうです。

続いて、iPhoneの発表へ。iPhoneという言葉が出た瞬間に会場は大歓声。アメリカの人は待ち望んでいた人が多いみたいです。機能に関しては各所で報じられている通りですが、デモを実際に見ると、タッチパネルの操作感がすばらしく、単純に電話というジャンルの製品として扱うにはもったいなすぎる印象。iPhoneの説明とデモの後は、提携したGoogleやYahoo、Cingularの人の話があり、4GBモデルが$499、8GBモデルが$599という値段が発表されました。

最後にApple Computer Inc.という社名から、Apple Inc.という社名の変更が発表され、会場はスタンディングオベーションに。今後のAppleへの期待を感じた瞬間でした。Keynoteの締めくくりとして、John Mayerのライブが行われて、イベントは終了。

今回は初めてKeynoteの会場で直接観たわけですが、やはり生の会場の空気はすばらしく、いつも観ているストリーミングにはない感動がありました。ジョークや人の絶叫、新製品への期待感がすごくリアルに感じられ、やはり生で観るのに限ると思いましたね。またいつか必ず生で観に来たいところです。今回のKeynoteの模様はFlickrにアップロードしておきました。また、Macworldの会場で行われていたiPhoneのデモを撮影したものをYouTubeにのせておきましたので、どちらもよかったらご覧ください。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。