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JR東日本パスで山形と新潟と長野を巡る

少し前にJR東日本パスが再び発売されたので、また休暇をとって前回は行かなかった山形と新潟と長野あたりを巡ってきた。

前回の教訓をふまえて宿を早めに押さえておいたので、今回はゆとりを持って旅程を組むことができた。今回の行程は、まず前回乗れなかった山形新幹線に乗って山形へ行き、その後は日本海沿いに新潟を下ってきて、さらに長野に入って帰ってくるものになった。

山形

初日は東京駅からスタートして山形新幹線で終点の新庄へ。後ろに併結されている東北新幹線の車両が緑の復刻塗装のやつだった。昼過ぎに新庄着。山形新幹線は在来線区間をだいぶのんびり走るなぁと感じた。新庄からは陸羽西線に乗り換えるつもりだったのだけど、現在は工事で長期運休中なので代替バスで余目へ。途中荒天だったものの最上川沿いの雰囲気がなかなか印象的だった。

余目からは羽越本線で酒田へ。港の市場まで歩いてようやく昼食。刺身定食を食べる。うまい。そのまま観光スポットとして有名な山居倉庫を眺めてから駅に戻ってきた。駅に着くとちょうどホームに新潟行きの特急いなほがいたので乗り込む。JR東日本パスはこうやって気軽に特急に乗れてしまうが本当に楽しい。鶴岡で下車して駅の NewDays で地酒などを購入してから、この日はスイデンテラスに宿泊。

山形新幹線と東北新幹線

新庄へ

最上川の風景

山居倉庫

特急いなほ

新潟

2日目。宿泊したスイデンテラスはオフシーズンの平日だからというのもあってか、とても空いていてお風呂もほぼ貸切状態でだいぶよかった。次は長期滞在をしに来たい。この日も朝から特急いなほに乗って日本海を眺めながら新潟へ。だいぶ前から日本海側の風景を車窓から眺めながら旅がしたいと思っていたので、ようやく達成できて満足。

昼前に新潟着。新潟駅の万代口が前回から様変わりしていて驚いた。昼食にタレカツ丼を食べてからメディアシップまで歩いて行って展望台から新潟の景色を眺めるなどした。遠くに佐渡島が見えたのだけど、想像以上に大きくてびっくりした。メディアシップの後は歩いて新潟駅に戻ってきて、さらに特急しらゆきに乗車して直江津へ。乗車前に羽入の三色団子を偶然見つけて購入。これがうまかった。新潟に来たら確実にまた旅のお供に買ってしまうだろう。直江津までの景色も雪が多いエリアだったり、日本海が青くキレイだったりして風景の移り変わりが楽しめた。

直江津到着後は特に予定を考えていなかったので、海岸まで歩いてみたり、直江津駅のあたりを散歩したりしてから、えちごトキめき鉄道に乗って高田まで出てみたりした。高田のあたりは思っていたよりも人がたくさんいて、高田城のあたりは遠くに山々が見える風景だったりしてこちらもよかった。この日はさらに上越妙高まで南下して宿泊。

スイデンテラス

車窓から眺める日本海

メディアシップから眺める新潟の風景

直江津へ

高田城

長野

3日目で最終日。朝から北陸新幹線で一駅となりの糸魚川まで乗り、さらにそこから大糸線に乗って南下する。このあたりはJR東日本パスの区間外なので追加出費になってしまうけど、なかなかここまで来ることもないので乗ってみることにした。大糸線は噂通りの秘境路線という風景。休日ということもあってか糸魚川からは座席が全て埋まるほどの混雑ぶり。日本海側から白馬の方に行く人が意外と多いのかもしれない。

終点の南小谷からはさらに列車を乗り継いで南下。白馬のあたりは雪山の迫力が他とは全然違くて圧倒された。稲尾駅でいったん下車。せっかくここまで来たのだから、と3年ぶりに木崎湖に寄って遊歩道を歩く。冬は初めてだけどやっぱり良いところ。ついでにそのまま近くのゆ~ぷる木崎湖まで歩いて行って温泉でひとやすみ。そういえば、後日同僚の方から同じ日の30分後にゆ〜ぷるに来ていたという話を聞いた。かなりのニアミスである。帰りは信濃木崎駅まで歩いて再び大糸線に乗車。

その後は松本経由で中央東線に乗り継いでひたすら南下した。途中、上諏訪で下車して諏訪湖を眺めたり、夕日に染まる赤岳を眺めたりしつつ、甲府で友人と夕食を共にしてから特急あずさに乗って帰ってきた。

大糸線の車窓

木崎湖の遊歩道

夕焼けに染まる赤岳

これにて今回の旅も終わり。今回は在来線に乗ることが多かったので、またいつかJR東日本パスのような切符が発売されたら今度は新幹線で高速移動を繰り返す旅をしようと思う。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。