初秋の碓氷峠
先週末は高崎で JR 東日本のイベント「高崎鉄道ふれあいデー」が開催されるのにあわせて、碓氷峠をまた歩いてきた。
前回と同じく、まずは新幹線で高崎へ。高崎に着いたら「高崎ふれあいデー」会場の列に並んで入場。今回は盛況だったらしく、いつもは並ばないのに珍しいと周囲の人が言っていた。イベントの方は国鉄時代から活躍してきた電気機関車が勢揃いで、写真撮影コーナーが大人気。高崎駅は乗り入れ路線も多くて、走ってくる列車を会場から間近で眺められるのもよかった。
一通り会場をまわってから高崎駅で峠の釜めしを食べて、信越本線で横川へ。今回は鉄道文化むらの見学はパスして、前回行けなかっためがね橋までひたすら峠を登ってみることにする。土曜日ということもあってか、前回は見かけなかったトコッロ列車がじわじわと坂を登って行くのが見えた。
今回はペースよく歩けて30分ほどで峠の湯に到着。ここからはさらに信越本線の旧線跡を歩いて行き、めがね橋まで登る。
峠の湯を過ぎると、前回来た碓氷湖が見えてくる。今回はここにも寄らずにさらにトンネルを通り抜けて進む。天気があまり良くなかったからか人はまばらで、トンネルの中はひんやりとしていて少し寒いほどだった。
ようやくめがね橋に到着。横川駅からここまでだいたい1時間だった。ここは車でも来れる場所だからか観光客も多かった。ここは旧線で使われていた橋なので、これとは別に新線の橋が山の奥の方に見える。
まだしばらくは歩けそうだったので、せっかくだからとさらに先の旧熊野平信号場まで歩く。めがね橋からはさらに20分ほどかかった。かかっていた看板を見てみると、横川からここまで300mほど登ったとのこと。峠の先の軽井沢はさらに300m登ったところにあるそうで、徒歩で峠を登りきるのは大変だ。
遊歩道として整備されているのはここまでで、この先は立ち入り禁止の看板があったので、ここで引き返すことにする。
帰りは峠の湯まで戻ってから温泉に入ってのんびりしつつ、横川まで戻ってきた。高崎からは高崎線のグリーン車でのんびり帰ってきてみるなどしたのだけど、値段と時間のバランスを考えるとやはり新幹線がいいなぁ。碓氷峠はまた初夏にでも再訪したい。