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XcodeとFlexでFlashを作る

Xcodeといえば、Cocoaプログラミングですが、色々手を加えると他の言語も扱えるようになったりする意外と便利な開発環境だったりします。6月の終わりにリリースされたAdobeのAdobe – Adobe Flex 2.0も、AdobeからSDKをダウンロードして手を加えれば、Xcodeで開発ができるようになります。

そもそもFlexって何?と思ったりするんですが、どうやらリッチインターネットアプリケーションを、クライアントサイドのFlashとサーバーサイドのJavaで構築するためのもので、プログラミングで作るFlashといったもののようです。実際、Flexを使ってFlashを作るには、MXMLというXMLを独自拡張したマークアップ言語とActionScriptを使って開発を行います。

ではXcodeとFlexを使ってFlashを作ってみます。XcodeでFlexを使うための方法は、Mac OS Xではじめる Flex2.0というページに詳しく書かれています。手順としては、まずFlex.orgからMac用のSDKをダウンロードし、インストールします。続いて、joshbuhler.comというサイトにあるXcode用のプロジェクトテンプレートと、open(odeというサイトからActionScript定義ファイルを組み込めば準備は完了。

あとはプログラミングするだけです。XcodeでFlexアプリケーションプロジェクトを作り、MXMLを書いていきます。MXMLやActionScriptの書き方は、AdobeのFlex Developer Centerを参考に。最後にビルドボタンを押せば、Flashファイルの出来上がり。Xcodeでは本格的なFlexアプリケーションを作るのは難しいかもしれませんが、遊びで使ってみると結構面白いです。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。