もはやMacを使う上でなくてはならない存在になりつつあるQuicksilver。以前は主にアプリケーションランチャーとして使用してきたんですが、CSS Nite Vol.5でヤスヒサさんがいろんな使い方を紹介していたのを見て、最近は自分でも色んな使い方を試しています。

ここで特におすすめな使い方を2つほど紹介します。1つ目は、Web Search Moduleを使ったGoogle検索です。Quicksilverは様々なPluginを必要に応じて追加することで機能を拡張することができますが、その中の1つであるWeb Search Moduleを使うと、QuicksilverからGoogleなどの検索がダイレクトにできるようになります。手順としては、PreferenceでWeb Search Moduleをインストールし、CatalogからWeb Searchesの項目にチェックをつけてカタログを再構築すればGoogleの検索が可能になります。Goo…と入力してから、検索したい文字列を入力すれば、ブラウザに検索結果が表示されます。

もう1つは使い方としては比較的有名なクリップボード拡張についてです。Clipboard Moduleをインストールすると、クリップボードに記憶しておける数が増えます。後はTriggerなどにキーコマンドを入力しておけば、クリップボードウインドウが表示されて、自由にペーストが可能になるというものです。てっきり自分はTriggerでウインドウの表示を切り替えるしかないと思っていたんですが、J.S.Machの記事によると、ウインドウのはじの方に置いておくと自動的に引っ込み、カーソルをはじにもっていくと自動的に出てくるようです。そしてダブルクリックで貼付けです。素晴らしすぎます。

このアプリケーション、最初は複雑でかなりとっつきにくい印象もありましたが、使えば使うほど便利になり、いつしか手放せなくなります。見た目も美しく、いかにもMacらしいソフトでもありますし、Macを使う全ての人におすすめしたいアプリケーションです。