今週のイベントではプロ系製品がアップデートということでしたね。Power Mac G5 はやはりという感じですが、クアッドプロセッサモデルが登場し、全機種デュアルコアプロセッサを採用。PowerBook G4 は液晶の解像度が上がって、バッテリーも1時間長くもつようになったようで。他にも写真家向けのレタッチソフト「Aperture」やシネマディスプレイの値下げなんかありますね。

それにしても G5 のクアッド化はやはりすごい。Intel 化を控えた現状でも、十分インパクトのある物になってますね。値段もその分インパクトのあるものになっちゃってますが。これが Power Mac の最終進化という感じですかね。PowerBook のほうは、液晶が高精細高輝度なものになっているようで、解像度もアップされてますが、さすがに今回はクロックの向上はなしっすね。ディスプレイも HD 対応とかだったらインパクトがあったんだけどな。

新しいプロ向けソフトウェアの「Aperture」は、デモを見る限りでは本当の写真家向けのアプリケーションといった感じ。RAW の扱いに重点をおいて、写真の編集とチェックがメインといった感じですかね。Photoshop と競合するということはないんじゃないですかね。シネマの値下げは、ようやく30インチが買いやすくなったんじゃないでしょうか。23インチも安くなってます。

今回のイベントでようやくほぼ全てのラインナップのアップデートが完了といった感じですね。次の大幅なアップデートは来年の WWDC での Intel 化な気がします。現状を見ると、やはり最初の Intel版 は PowerBook 系のような気がしますね。まだまだ今後が楽しみです。