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iPodでLinuxする

iPodが出たばかりのころから開発されていたiPod Linuxのインストーラー版が配布されていることを知ったので、早速、初代iPodにLinuxを入れてみた。

コチラからインストーラーをダウンロードしたら、iPod(miniや4Gには未対応)をつないで、デスクトップにマウントした状態にしておきます。それから、ダウンロードしたインストーラーを起動して、マウントしたiPodを選択してから、「インストール」ボタンを押すだけでインストール完了。とても簡単です。

インストールが終わったら、iPodを取り外してリセットすると、Linuxの起動画面のようにズラズラと文字列が表示された後、iPodのメニュー画面に似たPodzillaが起動します。Podzillaでは、音楽を再生したり、数種類のゲームをしたり、ファイルをブラウズして画像を見たりすることができます。

すばらしいのは、Podzillaのメニューからリブートを選んで、戻るボタンを押しっぱなしにすると、通常のiPod Softwareが起動するところ。LinuxはiPod Softwareには干渉しないので、デュアルブートが可能になっています。そのため、アンインストールもインストーラーから簡単にすることができます。

意外なほど手軽にLinuxを入れられて、デュアルブートも可能なのは驚きました。アンインストールもいちいち初期化する必要がないので、対応iPodを持っている人は一度試してみては。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。