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STS-131 打ち上げ見学ツアー 7日目

6日目の続き。日付は4月9日。明日は日本に帰るだけなので、早いもので今日が実質的な最終日。いつものようにうだうだと8時すぎぐらいに起きだして、この日の晩に泊まるための空港近くの宿探し。Quality Inn Orlando Airportの部屋を適当に確保してから、10時過ぎにホテルをチェックアウトして、移動開始。

今回の旅行で初めてのどんよりとした天気で、雨も時折パラパラと。最終日だしあそこに行くしかないよね、ということでやっぱりVisitor Complexに行く。チケット売り場でケープカナベラル空軍ツアーの空きはないかダメもとで聞いてみるもなし。むーついに参加できなかった。手荷物検査を済ませて、まずはまだ中に入ったことがなかったRobot Scoutsを観る。火星ローバーについての展示?なのだけど、解説メインでよく分からなかった上、展示自体も残念。人がいないのも納得な内容ですな。

Kennedy Space Center Launch Complex 39

その後はさくっとツアーバスに乗車して、Launch Complex 39まで行こうとするも、なぜかこの日はApollo/Saturn V Center行きだったので、Apollo/Saturn V Centerをひととおり動画におさめてから、Launch Complex 39に到着。天気は悪いものの、やっぱりここからの眺めはよいし、なにより気持ちがいい。ここからシャトルのロールアウトが見れたら、さぞ楽しいだろうなぁなどと思いつつ、適当に写真を撮りつつぼーっとする。帰りにお土産ショップを物色するも、特に収穫なしで、しばし行列してからバスに乗ってVisitor Complexまで戻る。さらばLC39。

Kennedy Space Center Visitor Complex

Visitor Complexに戻ってきたところで、ちょうどAstronaut Encounterが開くところだったので入る。宇宙飛行士経験者の人がエピソードなどを語ってくれるイベントで、この日はSTS-29、STS-38で飛んだBob Springer宇宙飛行士が登場。宇宙飛行に関する様々なエピソードを笑いを交えて語ってくれて、なかなか面白かった。日本でもこれぐらい気軽に宇宙飛行士の話がきけたらいいのにね。スライドもとてもキレイに作られていたので、専用のデザイナーさんでもいるのかな。イベント後はお約束の写真撮影タイムもあったりしたので、参加して1枚パチリ。残念ながら写真はブレブレでした。

Charlie Duke

そろそろオーランドに戻る時間が近づいていたので、最後にお土産ショップをのぞく。なにやら行列ができているけど、その先にいるのは…Charlie Dukeだ!どうやら自著のサイン会を開催中らしい。うわー、月に立った男が目の前にいる、と興奮しつつも、適当にお土産を買い足す。結局サインの列には並ばなかったのだけど、多少無茶してでも並んでおくべきだったな。この旅最大の失敗である。そんなこんなでVisitor Complexから撤退。さよならKSC。次に来れるのはいったいいつになることやら…。

レンタカーを返す時間が迫っていたので、高速に飛び乗って朝予約したQuality Inn Orlando Airportまで行き、チェックイン。荷物を置いてそのままレンタカーの返却へ。ナビに従って空港近くのHartzの営業所まで戻ってみたら、移転したですと?職員らしきおっちゃんによると、空港内に移転したとのことだったので、空港内のレンタカーエリアまで戻ったら営業所発見。なんだかよく分からぬまま返却処理も無事完了。燃料満タン返しにしなかったのだけど、あれでよかったのかな。

Panda Express

お腹もすいたので、空港内で夕食をすませてしまうことに。フードコートに行ってみたら、ついに発見、Panda Express。いわゆる中華系ファーストフードで個人的にはなかなかお気に入りの店。チャーハンと鶏肉の甘辛炒めなどを買い込んで米分を補給。あーうまい。アメリカ食にも飽きていたので大変満足。お腹いっぱいになったところで、ホテルの無料シャトルに乗せてもらってホテルに戻る。

部屋に戻って帰るための荷物整理をしてから、写真の整理。ひととおり終わったところで、昨日購入したiPadを開封してアクティベート。こりゃ素晴らしい。適当にいじって遊んでから、翌日の朝の帰国便に備えて早々に寝る。旅もいよいよ終わりだわね。8日目に続く。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。