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STS-131 打ち上げ見学ツアー 6日目

5日目の続き。日付は4月8日。本日は午前中に再度タイタスビルに行って、午後からはオーランドまで出かけて買い物をするプランを設定。というわけで10時過ぎまでホテルでまったりしてから、のそのそと出かける。まずは前日のうちに野尻先生から教えていただいた、タイタスビルにあるU.S. Space Walk of Fameという博物館に向かう。

Space View Park

U.S. Space Walk of Fameは、昨日歩いたダウンタウンのすぐ裏手だったので、Space View Parkの駐車場に車を停めて、そこから歩く。ついでに見逃していたSpace View Parkのマーキュリー計画ロゴのオブジェをチェックしてから、桟橋も歩いてみる。天気がよくて、ここはやっぱり気持ちがいい。このあたりで静かに暮らしながら打ち上げを観る生活なんて最高だろうなぁ、などと思いつつダウンタウン方向へ戻る。

U.S. Space Walk of Fame Museum

だいたいの場所は把握していったので、すぐにU.S. Space Walk of Fameの建物を発見。駐車場?に “ATLAS CENTAUR” と書いてあるでっかいロケットの外壁パネル?がどかーっと置いてあるので、分かる人にはすぐ分かるという。建物自体はアメリカ南部によくあるようなお店みたいな感じで、中に入るとすぐにお土産ショップ。おーここの品揃えはKSCとは違う。昔の写真とか過去のミッションのステッカーとかもあって、なかなかマニアック。

お土産ショップの奥に、展示はコッチよという看板があるので、それにしたがって進む。さっそくマーキュリー時代の書類やら写真、ジェミニ計画のプロジェクト報告書なんかがぎっしり。うわー濃い。めちゃくちゃ濃い。奥に進むと、スペースシャトル関連の模型やら怪しい関連品の数々。壁にはなぜか日本人宇宙飛行士のポスターコーナーがあったりして面白い。

U.S. Space Walk of Fame Museum

他にもアポロ計画の資料やら、タイタン、アトラスなどの各種ローンチビークル関連の細かい展示、さらにはアトラスの管制室の機材などの展示もあって、狭いながらも非常に充実の内容。個人的にはアポロ計画の月着陸船LEMの初期の模型があったのがよかったなぁ。まさかアレの実物が見れるとは。ひととおり見終えたら、お土産ショップに戻って改めて色々と物色。星出さんの時のSTS-124のステッカーがあったので、ようやく見つけたSTS-131のステッカーとあわせて買う。

いやー素晴らしい場所だった。宇宙開発好きにはたまらんアイテムがぎっしりあるので、打ち上げを観にきたのならあわせて立ち寄りたい場所ですな。満足して博物館を後にし、昨日立ち寄ったバーガーキングにまた行く。ちょうどiPhone OS 4.0の発表をやっていたので、その情報を追いかけつつワッパー食べる。ついに3食連続でバーガーキングを食べてしまったデブ。

腹ごなしもすんだところで買い物をするべく、一路オーランドのFlorida Mall向けて移動開始。途中からほぼ一直線の高速道路をひた走る。いやー快適快適。ところが目的地付近でナビにしたがって高速道路を降りるときに手違いがあったらしく、そのまま別の高速道路に乗ることに。戻るためにはさらに別の高速道路を経由するというすごいルートが完成。アメリカ恐るべし。

なんとかかんとかFlorida Mallの横にあるBest Buyに到着して、物色開始。とりあえずiPadがあったのでしばらく触る。うひー快適。そしてちょっと本体が重い。とりあえずiPadはほどほどにしておいて、欲しかったEye-Fi Explore X2を5つまとめ買い。他にお目当てのモノはなさそうだったので、Best Buyを出て隣のBarnes & Nobleで書籍も物色。Web系と宇宙系の書籍を探すも特に気になるものがなく、いそいそと撤退する。

車に戻り、少々彷徨いつつFlorida Mallに移動。いわゆるアウトレット・モールといったところで、色んなブランドのお店がモール内に展開されてるのね。Apple Storeもモール内にあるので、さっそく向かってiPad 16GBの在庫を聞くも無いらしい。元々3Gモデルが欲しかったので、Wi-Fiモデルしかない現状はパスするかねーと思うも、kazuhitoさんから「えー買わないんですかぁ?」の一言。むー、言ってくれますね。

とりあえずいったんBest Buyまで戻って在庫を確認したら、あるとのことだったので結局買う。店員の兄ちゃんに「海外からも使える保証付けるだろ?」と言われるも、値段聞いたら$120らしいのでパス。高い。そのまま購入し、しめて$499なり。カード決済時に漢字でサインしたら、兄ちゃん曰く「これカッコいいな!」だそうで、「これ漢字だよ」と教えてあげる。自分の名前を書いてくれよと言うのでビニーという名前を「美人」と当て字してあげたら、「こいつはカッコいい、部屋に飾るよ」といって喜んでいた。最後にガッチリ握手してお別れ。楽しい買い物でした。

iPad, Eye-Fi, Mission sticker

買い物も済んだところで、高速道路を走ってホテルまで戻る。こっちでもだいぶ走りこんだこともあり、運転もだいぶスムーズになったわね。ホテルに着いて、いつものように写真を整理したりしてから寝る。結局iPadの開封の儀は翌日に延期ということに。というわけで7日目に続く。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。