STS-131 打ち上げ見学ツアー 4日目
3日目の続き。日付は4月6日。疲れもたまっていたので、少しゆっくり目に起きだして、今日も今日とてVisitor Complexへ。せっかくだからということで、今回は$50の年間パスを購入して入場。入場してすぐの受付に行けば写真を撮ってくれて、すぐに写真つきパスに交換してもらえる。さて、今日のツアーバスは、昨日停車しなかったLaunch Complex 39とISS Centerに止まるらしいので、まずあらためてツアーバスに乗車してじっくりまわることにする。
昨日はApollo/Saturn V Center直行だったツアーバスは、VABの横を抜けてLaunch Complex 39へ向かう。途中で見覚えのあるカウントダウンクロックやらメディア向けの見学席やら、外部燃料タンクを運ぶためのペガサス運搬船なんかが見える。おー、NASA TVによく映るのはこのあたりなのね。そんなこんなでLaunch Complex 39に到着。
まずは小さな部屋でビデオを鑑賞後、小さな展示室でシャトルの打ち上げシーケンスやらを見る。整備等がぐりーっと動くタイプの模型でなかなかよくできてた。展示室を出たら、3階建ての見物用建物に登る。中央部は吹き抜けのようになっていて、シャトルのSSMEが1基くくりつけられている。さすがに雨ざらしなのでサビとかがひどいわね。
見物用建物の3階部分に到着すると、VABからLC39B、LC39A、さらにはアトラス用の射点などまでぐるっと見渡せる。LC39Aを眺めながら、ディスカバリーは昨日ここから打ち上がったんだなぁと思ったりすると感慨深いですな。当日は天気がよく心地よい風が吹いていたので、とても気持ちがいい場所でした。
Launch Complex 39からは再びツアーバスに乗車してApollo/Saturn V Centerへ。今回はもろもろすっ飛ばして、すぐに次のツアーバスに乗車して、ISSモジュールの組立て棟があるISS Centerに移動。到着するとすぐに定番のビデオ上映。宇宙ステーションの動画で、Skylabなんかの映像も含まれていたような。映像が終わると展示エリアに解放されて、わらわらと移動。
展示エリアにはISSの各モジュールのモックが転がっていたり、ミールやらSkylabの模型などが飾られてたりする。Skylabの模型欲しいなぁ。展示エリアから階段を上がって渡り廊下を歩くと、すぐにモジュールの組立て棟に到着。ISSは完成間近ということもあり、さすがに組立て棟内はがらんとしてる。適当に組立エリアを検分してから、展示エリアに戻ってツアーバスに乗り、Visitor Complexまで戻る。
お昼もだいぶ過ぎておなかもすいたねということで、Orbit Cafeでホットドックやらをむしゃむしゃ。お腹も満たされたところでそのままIMAXシアターになだれこんで、昨日のハッブル3Dとは違う「Magnificent Desolation: Walking on the Moon 3D」を観る。上映開始直後に機材トラブルでリスタートがあって、観客の反応がいかにもアメリカらしくて面白い。映画のほうは月面着陸モノで、ナレーターがトム・ハンクスというのもあって、笑いアリな内容でなかなか面白かった。
IMAXを観終えて、ふらふらしていたら、そのままExploration in the New Milleniumに迷いこむ。ここは、Constellation計画の解説パビリオンといったところで、Aresや月面ローバーなどの展示も豊富。これらはこれからどうなってしまうのかしらね。あと、女性の解説員がステージに立って真剣に解説していたのが妙に印象に残った。
夕方にもなったので、お土産を買い漁るべくお土産ショップに突撃。とりあえず手堅くチョコやら怪しい宇宙食などを大量に買い込んでから、2階にあがって書籍やらメダルやらを物色していたら、kazuhitoさんと談笑しているDSPACEの林さんを発見。ご挨拶させていただく。どもども、今後ともよろしくお願いいたします。
結局STS-131グッズはかなり売り切れていたので、お菓子類とステッカーを手堅く購入。支払い時に年間パスを提示すると、10%ぐらい安くなるのでこれはお得。どうしてもSTS-131のミッションメダルは確保しておきたかったので、Shuttle Launch Experienceの下にある小さなショップまでいったら発見、購入。よかったよかった。
一通りお土産の購入も終わったところで車に戻り、ホテルへ。バナナリバーの向こうに沈んでいく夕日が非常に美しかった。今思うと、あれは車を停めて写真をとるべきだったなぁ。残念。ホテルに戻って写真やらを整理してから、疲れてそのまま寝てしまう。5日目に続く。