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環境問題に取り組むF1

自分が観るスポーツといえば、最近はサッカーとF1の2つだったりするのですが、今週末は今年のF1が開幕しました。昨年から各チームのドライバー変わって、若手がずいぶん増えてきた今年のF1は非常に面白そうなんですが、もう一つ注目なのがホンダのマシン。

少し前にニュースとしてもよく取り上げられていましたが、今年のホンダのF1マシンは「アースカラー」として宇宙から見た地球をボディ全体にペイントしています。Web上では否定的なコメントも多いようですが、自分はなかなか美しいと思ってます。こんなカラーリングになった理由は、環境問題への取り組みを示すためであり、同時にウェブサイト上でチャリティーも行われています。

そもそもF1を行うこと自体が環境汚染につながる事だったりするので、F1マシンのカラーリングを環境をテーマにしたものにして走るということも矛盾した行為だとは思います。ただ、今日実際にテレビでこのマシンを走っているのを見ると、なかなかインパクトがあるように思えましたし、見ている人に環境問題を意識させるという意味では多少なりとも効果があるんじゃないかと感じました。個人的には少なくとも、企業のロゴをベタベタ張ったマシンよりはイメージが伝わる分いいかなと思いました。

ホンダだけでなく、F1としての環境問題への取り組みとしても、燃料を環境への影響が少ないものへの変更や、マシンの再利用等が今後予定されているようです。環境への影響を最小限にとどめたF1を観れる日もそう遠くはないのかもしれませんね。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。