サービスメニューを活用する
Mac OS Xで愛用しているランチャーといえばQuicksilverですが、OSの標準機能であるサービスメニューもキーボードからランチャーっぽく使える事を、最近ようやく知ったのでメモ。
そもそもサービスメニューとは、現在使用中のアプリケーションから、他アプリケーションにデータを渡して起動するためのメニューなわけですが、存在自体知っている人は多くても、実際に使いこなしている人はあまりいないんじゃないでしょうか。というのも、メニューを開いてアプリケーションを起動するまで、メニューの階層が深いので、いちいちマウスで操作していたら面倒なわけです。そこで、ショートカットキーを割り当てて使いやすくします。
まず、環境設定にある「キーボードとマウス」を開き、「キーボードショートカット」タブに切り替えます。ショートカットリストの一番下にある「全アプリケーション」を選択し、リストの左下にある「+」ボタンでキーを追加します。追加画面にあるメニュータイトル欄には、起動したいサービスメニューの名前を正しく入力しておきます。自分の場合は、文字列中の英単語を選択して英和辞書検索が行えるように、gooDictの「EtoJ」というサービスメニューを、F1キーに割り当てて使っています。
登録したショートカットは基本的にはどのアプリケーションでも使えるので、非常に便利です。前述のgooDictの他にも、スクリーンのキャプチャにもキーを割り当てておくと便利そうです。