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Web, Photography, Space Development

PHP制作環境としてのEclipse

久々にEclipseを使ってみました。2.0の頃のMac版はかなり遅かったんですが、3.0ではなかなかスムーズに動いてくれてます。本来はJava向けの統合環境のEclipseですが、PHPEclipseというプラグインを使うと、PHP向けの統合環境としても使えるようなので、少し試してみました。以下、簡単なメモ。

まずはPHPEclipseをダウンロードページからダウンロードして、ファイルを解凍します。解凍したフォルダの中にあるファイルを、それぞれEclipseのfeaturesとpluginsフォルダにコピーします。続いて、標準で入っているApacheのPHPを有効にするため、/etc/httpd/httpd.confを管理者権限で開いて、以下のように編集します。

LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so
AddModule mod_php4.c

編集し終わったら、環境設定の共有からパーソナルWeb共有を開始しておきいてから、Eclipseを起動します。起動直後にプロジェクトの保存フォルダを聞いてくるので、Apacheから見える場所の「~/Sites/workspace/」とでも指定しておきます。

Eclipseが起動したら、ウインドウ → 設定を開き、左側のメニューをPHPEclipse → PHP → Project Defaultsとたどっていき、Localhostの項目を「http://localhost/~ユーザー名/workspace」とします。

これで、新規プロジェクトを作り、PHPファイルを作成すれば、画面の下半分で内蔵のブラウザが起動してくれて、自動的にPHPの実行結果を表示してくれるようになるはずです。

PHPEclipseは多機能で、DBとの連携なんかも可能なようなので、大規模なWebアプリケーションを作る場合でも、便利なものとなるはずです。以上でかなり適当ですがメモ終了。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。