SIGMA DP1 Merrill
1ヶ月ほど前からSIGMAのDP1 Merrillを購入して使っています。色んなタイミングが重なっての購入でしたが、主な購入のきっかけは、たまたまFlickrで見つけた兄弟機のDP2 Merrillの作例が素晴らしくよかったこと。DP2 Merrillではなく、DP1 Merrillを選んだのは、やっぱり広角で撮りたいよねってことで。
購入前の下調べでかなり"不便のある"カメラであることは知っていたんですが、実際に使ってみたら確かに不便でした。バッテリー持続時間や液晶の品質、SDカードへの書き込み時間、どれも満足のいくものではないと思います。でも、そんなことは我慢すればいいじゃないか、と思わせてくれるのが、その写りです。バッテリーや書き込み時間を気にしつつ、Rawモードで撮影して、専用のSIGMA Photo Proで現像する。そうするとハッとするような写真が出てくる。この流れがとても楽しい。
最近の一眼カメラではもはや当たり前になっているような高感度性能もこのカメラにはありません。三脚を使わないと暗いところではひたすらブレる。夕方以降のスナップ撮影にはほとんど使えない。でも「そういえばカメラって光を捉える道具だったよね」と久々に思い出させてくれる、そんなところが気に入ってます。