先週の土曜日のことですが、Node v0.4.8がリリースされていました。node blogに掲載されているChangeLogを超意訳で下記にまとめておくので、よかったら参考にしてください。

2011.05.20, パージョン 0.4.8 (安定版)

* #974 トレースレスなエラーを正しく報告するようになりました (isaacs)
* #983 REPL における、JSON.parse のエラー検出が改善されました (isaacs)
* #836 req が存在する場合にのみ、エージェントソケットのエラーが req に通知されるようになりました
* #1041 イベントリスナーのリークチェックタイミングが修正されました (koichik)
* #1038 dns.resolve()に 'PTR' を渡した際に Unknown type "PTR" エラーが発生する問題を修正 (koichik)
* #1073 サーバーコネクション間で SSL コンテキストが共有されるようになりました (Fedor Indutny)
* OpenSSL を使った圧縮処理を無効にすることでメモリーパフォーマンスが向上しました
* SunOS 用の os.totalmem() と os.freemem() が実装されました (Alexandre Marangone)
* URLリグレッションにおける特殊文字を修正しました (isaacs)
* HTTPSにおけるアイドルタイムアウトが修正されました (Felix Geisendörfer)
* SlowBuffer.write() に 'ucs2' を渡した際に ReferenceError が発生する問題を修正しました (koichik)
* http.ServerRequestの 'close' イベント時に、時々エラー引数が渡される問題を修正しました (Felix Geisendörfer)
* ドキュメントを改善しました
* cleartextstream.destroy() が socket を close(2) するようになりました。以前は shutdown(2) システムコールを利用していました
* 通常のビルド時に asserts や debug ステートメントをコンパイルしないようになりました
* Debugger を改善しました
* V8 エンジンを 3.1.8.16 にアップグレードしました。

ウェブサイト: http://nodejs.org/docs/v0.4.8/
ダウンロード: http://nodejs.org/dist/node-v0.4.8.tar.gz
ドキュメント: http://nodejs.org/docs/v0.4.8/api/

こうやってみるとGitHub上でのIssueが結構取り込まれてたりするものですね。今後もしばらくはリリース情報を追ってみたいと思います。