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Make: Tokyo Meeting 04

昨日はMake: Tokyo Meeting 04に遊びに行ってきました。会場は東工大の大岡山キャンパス。お昼前に出発して東急目黒線で大岡山へ。大岡山はYAPC以来、1年半ぶりぐらい?かな。個人的には東工大の大岡山キャンパスは結構好きだったりします。

Make: Tokyo Meeting 04

そんなこんなで会場到着。案内図をもらって、まずはメイン会場をぐるぐるとまわる。さっそく目についたのは、ニコニコ技術部のブースに置かれていたSOMESATと固体燃料ロケットの展示。あぁ、ペイロードはカメラだけでいいから、こんなロケット打ち上げてみたいなぁ。などと考えていたら、先に会場入りしていた友人達に遭遇したので合流させてもらう。

Make: Tokyo Meeting 04

その後もメイン会場をぐるぐる。鉄でできた謎の4足歩行ペットの動作デモを見たり、スターリングエンジンの仕組みを詳しく教えてもらったりする。普段ハード系は詳しくないのでどれも楽しいですなー。途中で株式会社鳥人間ブースを見つけたので、hisashinさんに気象衛星受信の展示を解説していただく。地球観測衛星NOAAの衛星画像はFM波で伝送されているので、これをひろってフリーソフトで画像化できるんだそうな。なんですとー、かなり手軽に取得できるんですね。

一通りメイン会場を見終えた後は、別会場のホールで電子音楽のライブを聴きつつ休憩してから、グラウンドに出てマッチ棒ロケットを作って遊ぶ。マッチ棒を2本ほど束ねて、燃える部分をアルミ箔でぐるぐると巻く。アルミ箔とマッチ本体の隙間がノズルの役割をもつらしいので、隙間を狭くするためにギュっとおさえたら完成。アルミ部分を飛ばしたい方向にむけて火であぶると、隙間から火が出て発射。思ったよりよく飛んでびっくりした。手軽で面白い。

Make: Tokyo Meeting 04

また別会場に戻り、今度は暗室の展示をぐるぐる。自転車のホイールにつけるLEDライトの展示があったので、見せてもらう。さすがに雨の日は無理らしいけど、これはかっこいいなぁ。この会場には他にも、光りながらぐるぐる回転するひもとか、手をかざすとポコポコ盛り上がる物体とか、動きや反応が面白いものが多く、どれも非常に興味深かったです。

一通り見終えたところで、メイン会場に戻って物販系を物色。ArduinoのスターターキットとCanonの一眼用インターバルタイマーキットが売られていたので買ってしまう。これは色々遊べそうだー。ひととおりお土産も買って満足したところで17時半を過ぎていたので会場を後に。

こんな感じで初めてMakeのイベントに行ってきたのですが、普段はソフトウェアを相手に色々考えることが多いだけに、ハード中心であれこれやってる展示が多くて非常に楽しかったです。リアルの世界で何かしら動きが起こすのはソフトウェアだけじゃ出来ないわけで、そういった「反応」が起きるといった部分がどれも新鮮に感じられ、刺激を受けることができて良かったです。参加者のみなさまお疲れさまでした。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。