宇宙へ。
ザ・ムーンの時に予告編を観て以来、ずっと楽しみにしていた「宇宙へ。」がようやく公開されたので、金曜日の夜に日比谷のみゆき座で観てきました。公開から最初の2日間は500円ということもあって、劇場は満席でした。
ドキュメンタリー映画なので淡々と話が進む印象を持ちましたが、映像の美しさはなかなかのものでした。特にオープニングのシャトルの打ち上げシーンは、去年自分が打ち上げを見に行った時の光景に似ていて、グッときました。他にも、ジェミニ計画でのタイタンの打ち上げシーンとか、スペースシャトル開発時のエンタープライズの滑空テストシーンとか、見所は多いかなと思います。
ストーリーの方は、アメリカの宇宙計画のみが扱われて進みます。このあたりは賛否両論ありそうですが、個人的には別によいかなぁと。そんなわけで話はマーキュリー、ジェミニ、アポロ、スペースシャトルと進んでいくのですが、アポロまでの過程で、宇宙遊泳技術の習得、ランデブー技術の習得といった感じでちゃんと解説がなされているのはよいと思いました。
他にも、アポロ13号の話はスルーとか、ISSの話が出てないとか、アポロ/ソユーズ計画もスルーか、とか色々気になった部分はありましたが、映像としては十分楽しめました。おそらく公開中にもう1回ぐらいは観に行くと思います。若者の方々はこの映画を観て夢を追いかけてほしいなぁ。