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イタリア/フランス旅行 ベネチア編

フィレンツェ編のつづき。日付は3月10日。フィレンツェからベネチアまではユーロスターで2時間半ほどで、11時すぎに到着。今回の宿泊先はベネチア本島ではなかったので、本島から1つ前のメストレ駅で下車し、駅から歩いて15分ほどのHotel Giustiziaにチェックイン。エントランスのお姉さんが英語で優しく対応してくれたのがとても好印象。さっそく荷物を部屋に置いて、ベネチア本島へ移動開始。

ちょうどホテルの前からベネチア本島行きのバスが出ているとのことだったので、ホテル横の売店でバスチケットを購入し、バスに乗車。ちょっと驚いたのがバスチケットが非接触型のICカードになっていたこと。いわゆるSuica。1回乗車で1人分のチャージが消費される仕組みらしい。そんなこんなで思ったよりスピードを出すバスに揺られて、ベネチア本島に到着。

Venezia

バスを降りると、目の前は本などで見たことのある水の都の美しい風景が。ベネチアの中は車は走れないので、ヴァポレットと呼ばれる水上バスか、徒歩で移動するしかないということだったので、水上バスに乗ってみることに。最初はチケットの仕組みがいまいちよく分からなかったんですが、どうやらバスのICカードと共通だったらしい。そんなわけで、目の前に来た2番の外回りコースの水上バスに乗車。予想以上に冷たい海風にぶるぶると震えながら、サンマルコ広場近く乗り場まで行って下船。

A Pizza

サンマルコ広場から散策を始める前にランチにしようということで、近くのレストランでアンチョビがのったピザを注文して食す。水上バスの海風で体が冷えていたこともあり、このピザがまた美味しかった。ランチ後はサンマルコ寺院のすぐ横のドゥカーレ宮殿を見学するも、朝からの移動の疲れもあってフラフラに。そんなわけで、サンマルコ広場の老舗、カフェフローリアンでホットチョコレートを飲んでひとやすみ。

フローリアンを出た後も、一同、旅行の疲れが溜まってきている状態だったので、さっさと帰ろうということに。徒歩で路地を散策しつつ30分ほどでバス停まで戻り、バスに乗車してホテルに帰還。この日はそのままベットで爆睡。

ベネチア2日目。日付は3月11日。朝から昨日と同じようにバスに乗って本島へ出発。本島到着後は2番の内回りコースの水上バスに乗り、サンマルコ広場へ。前日よりも天気がよくて快晴。厚着もしてきたので、水上バスの後ろのテラスのような席に座っていると海風がひんやりと気持ちいいぐらい。水上バスの後ろの席は、景色が流れていくように見えるのでおすすめ。

Campanile di San Marco

サンマルコ広場に到着後は、天気がいいので鐘楼へ。また階段で登るのか?と思いきや、ベネチアの鐘楼はすべてリフト式なので、すぐに上の展望スペースに到着。リフトを降りると、目の前は360度ベネチアの街並み。ベネチアの街並みはフィレンツェ以上に美しく、青い海と赤い屋根のコントラストが素晴らしい。鐘楼からの眺めを楽しんだ後は、解散して午前中はひたすら自由行動。フェラーリショップなぞをのぞいたり、裏路地を散策したりしてふらふらと。

お昼近くになって、体調不良のためにホテルで休んでいた友人が来るとのことだったので、合流してランチへ。サンタ・マルゲリータ広場で食べれるピザがおいしいとの情報を聞いていたので、行ってみるもそれらしきお店が見つからず、結局広場にテーブルを出しているお店で外ランチ。フラゴリーノという苺の香りがするベネチア特産の赤ワインをメニューに見つけたので飲んでみましたが、うーん、苺の香りする?というぐらい微妙な香り。ワイン自体は美味しかったですが。ワインの後はロブスターのパスタを食べる。これがまたなんとも美味しいんだ。

On the gondola

昼食の後、アカデミア橋を渡っていたところで、赤色のボーダーシャツを着たゴンドラ乗りのおっちゃんが話しかけてきたので、乗ってみることに。値段は6人で乗って、1人あたり30ユーロぐらい。主に住宅街の水路をまわるコースだったのですが、水上バスとは違って静かに水面を進むゴンドラはとても快適。カンツォーネなども歌ってもらったりして楽しかったです。

Sunset

ゴンドラを降りた後は、しばし自由行動に。しばらく街を散策した後、水上バスでサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ渡り、教会の上からベネチアの街並を眺めたり、さらに隣のジュデッカ島に渡ってぼーっと夕日を眺めたりしてました。18時をすぎたあたりですっかり夜も暗くなったので、水上バスと徒歩でバス停まで戻り、そのままバスでホテルへ帰還。近くのレストランが開いてなくて、疲れも溜まっていたので夕食もとらずにそのままダウンして、この日は終了。

ベネチア3日目。日付は3月12日。朝イチでホテルをチェックアウトして、メストレ駅から次の滞在地であるミラノへの移動開始。というわけで、ミラノ編に続く。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。