今月上旬ぐらいから読み進めていた「宇宙へのパスポート 3」を読了。この本は著者の笹本氏自らが、スペースシャトルや日本を含む各国のロケット打ち上げを取材し、その記録を日記風に詳しくまとめたもの。朝日新聞出版から新版が出版されていますが、近所の書店で見つからなかったので、アマゾンで中古の初版を購入。120円+送料で激安。

「宇宙へのパスポート 3」というタイトルからして、1と2もあるわけですが、あえて3から読み始めたのは、先月自分も行ってきたフロリダでのスペースシャトルの打ち上げ取材が含まれていると聞いていたため。実際読みすすめていくと、スペースシャトルだけでなく、ギアナでのアリアンロケット打ち上げや、種子島でのH-IIAの打ち上げなども詳細なレポートが書かれており、ボリューム、内容、共に大満足で非常に楽しめました。

この本は久々の「読むことに夢中になれる1冊」になったのですが、その理由は著者の取材を通じて日々の状況や、思いなどが非常にリアルに書かれているあたりにあるんじゃないかなと思います。自分も先月にフロリダでスペースシャトルの打ち上げを体験してきたこともあり、その時に感じたことが本の内容と見事にマッチしてどれも興味深く感じられたのかなと。そんなわけで、この本の影響をモロに受けて、自分も種子島のH-IIA打ち上げとか、ロシアのソユーズ打ち上げを見に行ってみたくなってしまった今日この頃ですが、果たしてそれはいつ実現するのやら。。。