WWDC 2008 Keynote
大方の予想通り、WWDC 2008の基調講演はiPhone一色な内容でしたね。話題の3G iPhoneは7月11日に全世界発売となり、価格は初代iPhoneから大幅なプライスダウンで、8GBで$199 (2万円台前半?) からと手頃な値段。しかも日本は時差の関係で世界最速発売なんて嬉しいですねぇ。
基調講演の録画もストリーミングで一通り見てみましたが、面白いと感じたのがiPhoneのバックグラウンドプロセスについての扱い。iPhoneではセキュリティとかバッテリー消費の関係から、バックグラウンドプロセスを起動不可としており、その解決としてインターネット経由のメッセージプッシュサービスを使うとのこと。つまり、裏で処理する必要のあるような重たい処理なんかはネットワーク上のサーバーで行い、処理結果だけをメッセージプッシュサービス経由でiPhoneに送信する形式をとるそうです。なんらかの定期的な通信もメッセージプッシュ経由でiPhoneに通知するんだとか。常にネットワークにつながっていなければ出来ない方式ですが、それを採用するのがAppleらしいなと感じた次第。
さてさて、あと1ヶ月もすると日本でもiPhoneが買えるわけですが、さっそく自分も購入を考えています。今DoCoMoを使っているので、MNPでSoftBankへ移行する予定。あと問題となるのは料金プランですね。毎月1万越えになってしまうような金額設定だと、ケータイの重要度をあまり高いと感じていない自分にとってはちょっと躊躇してしまいます。自分の場合はおそらく、現状のプランだとホワイト学割で加入してしまうのが一番よさそうなのですが、果たしてどうなることやら。とはいえ、発売までは何かと楽しみです。