今週の水曜日にGoogle Japanで行われたウェブデベロッパーイベントに参加してきました。そもそも自分はウェブデベロッパーなのかと言われると微妙な感じなわけですが、Googleの中に入れるせっかくの機会なので (マウンテンビューの本社を見に行った時は門の前が限界でしたし) 申し込んでみたところ、問題なく参加させてもらえました。

イベントの内容は、GoogleのWebサイトを管理しているWebグループについてと、Googleが使っているCSSについて、そしてロゴを書いているデニス・ホワンさん自らによるホリデーロゴができるまでの話でした。最初のWebグループについての話の中で興味深かったのが、新しいサービスのページを作る時の話。複数のデザインパターンを組んでおいて、それらのデザインを利用者別にランダムに表示させ、最終的にGoogle Analyticsなどの統計を用いてデザインを確定するという手法は大胆だけど面白いなと感じました。

続いて、Googleが使っているCSSについて。Googleは現在、goog.cssとgooey.cssの2つのCSSを使っているとのこと。前者はいわゆるリセット用のCSSで、後者がレイアウト用のCSSだそうです。個人的に興味を持ったのは、自動的にサーバーがCSSをコンパクトにしてくれるという話。gooey.cssなどを見ると分かりますが、googleが使っているCSSは改行や無駄な空白などが削除されてコンパクト化されています。このコンパクト化の処理はCSSをサーバーにアップロードした段階で自動的に行ってくれるとのこと。

最後はホリデーロゴの話。デニス・ホワンさんが１人でホリデーロゴを作っているとのことですが、経営者のラリー・ペイジなどからはロゴについてのクレームもきたりして、いくつかボツにされたものもあるとか。そんな裏話的な内容で笑わせてもらいました。このプレゼンの後、ホリデーロゴを印刷したものにデニスさんがサインをしてくれるとのことだったので、昨日まで表示されていたロゴにサインをもらってきました。素敵なお土産です。

その後の懇親会では何人かのGoogleの社員さんともお話してきましたが、やはりどの方のバックグラウンドというか経歴がものすごく、本当にエリート集団なんだなと感じました。働く環境としては本当に素晴らしいので、いつかは働いてみたいものです。