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やはりMacBook Air

というわけで、Steve JobsによるMacworldの基調講演が行われたわけですが、噂通り最後はMacBook Airでしたね。めちゃくちゃ薄いので早く実物を見てみたいものです。でもあれで1.36kgの重量ってなんか重すぎるような。

個人的にすごいなと感じたのは、基調講演で語られたAir用のCore 2 Duoの話。Appleが「もっと小さいCore 2 Duoを作ってくれ」とIntelに頼んで作ってもらったとか。製品ページにもCPUの写真がのっていますが、かなり小さくなっているのでびっくりしました。以前も、IntelはAppleに優先的にXeonプロセッサを供給していたりしたので、両社の関係はかなり良好なんでしょうね。

他にもTime Capsuleや、Apple TV ラウンド2なんて話も出ていました。Time CapsuleのほうはやっとワイヤレスでTime Machineが使える嬉しさはありますが、せっかくHDDが載ったわけですし、もうちょっとなんかしらの機能があってもよかったんじゃないかと思います。Apple TVの方は、日本で映画レンタルサービスや番組の販売が始まらないと、ほとんど魅力がないですね。

今回の基調講演は、無線LANを使ってあれこれするといった方向性が見えました。ただ、発表されたMacBook Airをのぞいて、相変わらずMac製品に目新しさを感じない状態が続いているのが個人的には非常に残念なところ。あと気になるiPhoneの3G版の話はWWDCで、と考えておいていいんでしょうかね。最後に、今回もiPhoneとApple TVの話が半分を占めていたので、蚊帳の外である日本人にとっては、去年に引き続きなんとも物足りない基調講演になったと言えるんじゃないでしょうか。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。