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メインフレームとの対面

今日は某所にある電算室でたくさん並んだIBMのメインフレームやらサーバやらを直接見る機会がありました。メインフレームなんて本などで見て知っているだけで、実物を見る機会なんてないだろうと思っていたモノだったので、なかなか刺激的でした。

今回はSystem zやらSystem pやら、1台のみではなく複数台のシステムを見ることが出来たのでとにかく感心することしきりでした。いくつか質問するチャンスもあったので、「CPUとして使われているPowerチップは何シリーズなのか?」とか、「メインフレームとストレージをつないでいるケーブルの通信速度は?」などといった質問を投げて、それに答えてもらえたのも嬉しかったところ。

現在使われているPowerチップの最新シリーズはPOWER6で、主に仮想化技術と組み合わせて使っていたりするそうです。他にもストレージの制御ユニットとしてPOWER5+なども使われているとのこと。また、メインフレームとストレージをつないでいるのは、主に4Gbpsの光ファイバーだそうで、今年あたり8Gbpsのタイプが出るかもしれないそうで、今後はそれも使っていくようでした。

こういったメインフレームやサーバ群は多くの人がどこかで日常的に使っているはずなのに、なかなかお目にかかれないので、あれだけの数のシステム群を間近で見る事が出来たのは非常に良い機会となりました。

Moto Ishizawa

Moto Ishizawa
ソフトウェアエンジニア。ロケットの打上げを見学するために、たびたびフロリダや種子島にでかけるなど、宇宙開発分野のファンでもある。