「Webアクセシビリティ 〜標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践〜」という本が今日あたりから書店で発売になっています。発売前から個人的に期待していた書籍ですし、ちょうど今日、見本誌を見せてもらう機会があったのでせっかくなので宣伝を。

この本は「Webアクセシビリティ」という書名が示す通り、Webサイトに関するアクセシビリティについてが主な内容となっています。具体的には「アクセシビリティとは何か」から、WCAG 2.0の解説、スクリーンリーダーの挙動についてまで、幅広く、そして詳細に書かれています。この他にも、見本誌を見た限りでは、複数のスクリーンリーダーによる読み上げ方の違いや、JavaScript、Flash、PDFなどのアクセシビリティについても具体的な手法と共に解説されており、非常に興味深い内容になっていました。

全部で656ページという超大作な書籍のため、全部を読むというのはなかなか大変なことになっていますが、アクセシビリティをイチから学ぶ事ができるよう、内容は十分に濃いものに仕上がっています。また、全部を一度に読まずとも、必要に応じて読むためのリファレンスとして手元に置いておくのも良いかもしれません。興味があればぜひ。